2023年3月以降の49試合で先発したGKを数えた。鈴木彩艶が29試合(無失点16)で最多。アジアカップ・W杯最終予選・W杯本大会の19試合では17試合を任された。大迫敬介は招集17回で最多だが先発は8試合。
GKは1試合に1人しか出られない、いちばん席の少ないポジションです。2023年3月から2026年10月までの 49試合 で、誰がゴールを守ってきたのかを数えました。
先発の回数と失点
| GK | 先発 | 勝ち | 無失点 | 失点 | 1試合の失点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鈴木彩艶 | 29 | 19 | 16 | 20 | 0.69 |
| 大迫敬介 | 8 | 7 | 5 | 4 | 0.50 |
| 早川友基 | 4 | 4 | 3 | 1 | 0.25 |
| シュミット・ダニエル | 2 | 0 | 0 | 3 | 1.50 |
| 中村航輔 | 2 | 2 | 0 | 3 | 1.50 |
| 前川黛也 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0.00 |
| 谷晃生 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.00 |
| ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1.00 |
| 小久保玲央ブライアン | 1 | 1 | 0 | 1 | 1.00 |
最も多く先発したのは 鈴木彩艶 で 29試合。そのうち無失点が16試合、1試合あたりの失点は0.69でした。
2番目は 大迫敬介 の8試合(無失点5)、3番目は 早川友基 の4試合(無失点3、4戦4勝)です。ほかに5人が1〜2試合ずつ先発しています。
年ごとの先発GK
| 年 | 試合 | 先発したGK(試合数) |
|---|---|---|
| 2023 | 10 | 大迫敬介 4、シュミット・ダニエル 2、中村航輔 2、鈴木彩艶 2 |
| 2024 | 15 | 鈴木彩艶 13、前川黛也 1、大迫敬介 1 |
| 2025 | 13 | 鈴木彩艶 5、大迫敬介 3、早川友基 3、谷晃生 1、ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾 1 |
| 2026 | 11 | 鈴木彩艶 9、早川友基 1、小久保玲央ブライアン 1 |
2023年は大迫、シュミット・ダニエル、中村航輔、鈴木彩艶が分け合っていました。それが 2024年は15試合中13試合が鈴木彩艶 になり、ここで正GKがはっきりします。2025年は大迫や早川の出番も増えましたが、2026年は11試合中9試合が鈴木彩艶でした。
ポイント2024年を境に、先発GKは鈴木彩艶にほぼ固まった。
大きな大会と最終予選は鈴木彩艶
アジアカップ、W杯アジア最終予選、W杯本大会に絞ると、違いはさらにはっきりします。
- AFCアジアカップ(2024年):5試合すべて鈴木彩艶
- W杯アジア最終予選:10試合中8試合が鈴木彩艶(ほかは大迫、谷晃生が1試合ずつ)
- W杯2026本大会:4試合すべて鈴木彩艶(直前のアイスランドとの壮行試合も先発)
大事な試合ほど鈴木彩艶が任されていることが、数字から分かります。
招集の回数と出場の回数は別
おもしろいのは、招集の回数と先発の回数が一致しないことです。
- 大迫敬介:招集17回はGKで最多。出場は8試合
- 鈴木彩艶:招集15回、出場30試合
- 早川友基:招集7回、出場5試合
大迫は3年間ほぼ毎回メンバーに入りながら、ピッチに立つのは限られた試合でした。GKは「呼ばれること」と「出ること」の差がいちばん大きいポジションです。
まとめ
- 先発GKは 鈴木彩艶が29試合 で最多。2024年以降はほぼ固定。
- アジアカップ・最終予選・W杯本大会の19試合のうち17試合を鈴木彩艶が任された。
- 大迫敬介は招集17回で最多だが先発は8試合。控えGKとしてチームを支えてきた。
- W杯後の2026年9-10月は早川友基と小久保玲央ブライアンも先発しており、次のサイクルでGK争いが動くかは今後の注目点。
先発GK別の勝敗は 布陣と組み合わせの成績 でも見られます(本文の数字は2026年10月時点)。